オルゴールの歴史
もともと「オルゴール」は、音楽を記録したり再生したるする目的で使われていました。時計塔につけられた鐘が発展して複数の鐘を持つカリヨンとなって、そのカリヨンを打つ仕組みがシリンダーの仕組みへと発展しました。時計がまだ一般的で無かった時代は、時計塔の鐘の音を聞き、人々は時間を知っていました。その後、オルゴールは音楽を楽しむためのにものとして、「嗅ぎタバコ入れ」に組み込まれるなどし、様々な形へと変化してきました。
現在、テレビやCD・インターネットで音楽を聴いて過ごしているように、 当時の人々は「オルゴール」で音楽を聴き楽しみ生活をしていました。
いつでも、どこにいても、音楽を聴くことは出来ないだろうか、十九世紀からの約100年は まさにその夢に挑戦した時代で、音楽を自動的に演奏する装置が次々に開発されていきました。
1920年代には、自動ピアノが誕生し、アコーディオン・ヴァイオリンなどの 楽器も自動的に演奏する方法と技術が考案されていたそうです。
そもそも、この自動演奏機は、江戸時代にオランダ人によって初めて日本に運ばれてきました。
彼らは、この自動演奏機を、オランダ語で「オルゲル(オルガン)」と呼んでいました。
「オルゲル (ORGEL)」という言葉が変化し、日本で「オルゴール」と呼ぶようになったそうです。日本語だったんですね。
「自動演奏機」というと日本人にはピンときません。私もどういうものが自動演奏装置なのか思い浮かびませんでしたが、ある本によると、足踏み式のオルガンが自動演奏装置にあたるそうです。
また、日本人にとってオルゴールとは、赤ちゃんのガラガラ・ベビー用の人形や宝石箱に組み込まれもの、 玩具や骨董品、などを想像するかもしれません。 ですが、ヨーロッパでは、音楽史・産業発展史の上でも評価されていて、 愛好家たちがオルゴールの音色を楽しみ、町には専門店・修理店があり、生活の中に自然と溶け込んでいます。