シリンダーオルゴール

ファーブルによって発明された、小型のシリンダーオルゴールは、懐中時計や宝石箱、スナフボックスなどに組み込まれ、様々な形に変化してきました。鋼材がまだ貴重で高価だった時代のオルゴールは、ごく一部の富裕層の持ち物でした。

その後、シリンダーオルゴールは、どんどん大型化してゆき、装飾も華美になってゆきました。収録曲もひとつのシリンダーに1曲だったのが、シリンダーを水平にスライドさせることで、ひとつのシリンダーで複数の曲を演奏させる技術も取り入れられるようになります。また、シリンダーそのものを交換することで、別の曲を演奏するという発想も生まれました。こうして、1880年代には、シリンダーオルゴールは最も生産量が多くなり、ピークをむかえました。

そんな中、1885年にドイツでディスクオルゴールが発明されます。